トピックス

セキュリティ産業新聞に掲載していただきました

2017年12月25日(月)


セキュリティ産業新聞に掲載していただきました

この度、「セキュリティ産業新聞」(2017年12月10日発行)にて、「JSSカンファレンス2017」をご紹介いただきました。



以下、本文

  

日本防犯システム(東京都港区、TEL03-6809-1217、以下JSS)は、世界貿易センタービルで「JSSカンファレンス2017」を開催。識者による防犯の最新動向などが紹介され、来場者の高い関心を集めた。
カンファレンス開催にあたり、主催者であるJSSの西山智史常務取締役が挨拶。
その後、JSS顧問も務める、東京大学の樋野公宏准教授が特別講師として、「住宅・住宅地の防犯」をテーマに、防犯環境設計の考え方、集合住宅における防犯、東京・足立区の防犯設計タウン制度など、新市街地の防犯に対する取り組みを紹介した。
集合住宅における女性・子どもの被害状況として、年齢ごとの変遷を説明。1つ目のピークは、塾通いが始まる10歳。2つ目のピークは、アルバイトなどを開始する17歳。そして、飲酒の影響や就職のタイミングと重なる、21歳から23歳にかけて3つ目のピークが見られる。時間帯別では、12時から15時が不審者がやや多く、15時から18時にかけては、公然わいせつや強制わいせつが多い。18時から21時では、痴漢や不審者が増え、21時から深夜の3時にかけては、上記に挙げた各罪種が最も多い時間帯となっている。傾向として、18歳未満は平日の15時から21時頃にかけて、敷地内や階段で不審者、公然わいせつの被害に遭っているケースが多い。18歳以上では、金曜日から日曜日の21時から深夜3時頃にかけて、エントランスやエレベーターホールなどで不審者、公然わいせつ、痴漢、強制わいせつの被害が多くみられる。
続いて、東京都セキュリティ促進協力会の髙尾祐之理事が、防犯環境整備の法則をテーマにゲスト講演。
講演では、犯罪機会を与えないために、科学的根拠を採り入れ、「防犯環境」と「環境整備」を併せた造語である、「防犯環境整備の法則HiBiKi5」の考え方を提唱。顧客からは、科学的な判断基準が明確でわかりやすい点、本質的な防犯課題を発見・評価・解決できる点に加え、対策の選択肢が広がることで、有効性、経済性が高まったという評価を得ていることが紹介された。
そして、N9.5の齊藤志野歩代表が、自らが行っている、プロジェクト「okatteにしおぎとは?」をテーマにゲスト講演。
安心をつくるプロセス論として、コミュニティをつくることは、個人はそれぞれ多様であるという前提の下、相互不信を少なくするものであり、仲の良さ以上に信頼を作ることが重要である。また、セキュリティは、コミュニティの副産物である点に言及。私的空間を如何に守るのかと考えるのではなく、自分たちの身の回りの「公共」を引き受けることから、「安心」は始まるという視点を提示した。

原文ママ