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【第6回】これからの監視映像のあり方とカメラの性能

映像監視のすべて <監視カメラ活用術特集>

治安の悪化などにより、映像監視に対する関心が高まっている。 日本実務出版発行のセキュリティー情報誌「安全と管理」にて、2007年の半年間、映像監視の「過去・現在・未来」、現状から今後のあり方についての監視カメラ活用特集ページを当社常務取締役 西山智史が受け持たせていただきました。 ここではその掲載記事全6回をご紹介いたします。

当社常務取締役 西山智史

当社常務取締役西山智史

1月号から始まり、半年間に渡って監視カメラの様々なシーン別の活用事例についてご紹介していただきましたが、今回で最終回ということになります。そこで今回はこれまでお聞きできなかった話題を中心にお話し頂ければと思います。まず、官公庁におけるセキュリティについての現状を教えていただけますか?

国や地方自治体もかなりセキュリティに力を入れ始めているという印象を受けます。また、この分野に対して助成金が出資されるケースも年々格段に増えています。セキュリティ関係の業者の中にも、この流れに乗じて販売を強化していこうという動きが見られます。

国として、監視に力を入れているというアピールをしたい、という考えもあるのかも知れませんね。

役所としても示しを付けたいのだと思います。日本で最も不特定多数の個人情報を扱っていますからね。パソコンのキーボードをワンクリックするだけで、何万人ものデータを見ることができるわけですから。

情報セキュリティだけでは足りないということですね。

ハッカー対策でセキュリティソフトを導入したり、入退室管理のために生体認証の装置を入れる、などといった取り組みはかなり進んでいますが、映像によって監視を行うというところまでやらなければ、不正を完全に防ぐことは難しいと思います。

何かあった場合には、警察に証拠として提出することができますしね。

技術も大分進歩しています。現在ではDVRが主流ですので交換を要するテープのようなわずらわしさはありませんし、映像の圧縮により長時間にわたって録画することも可能になっています。またその映像を遠隔地から簡単に監視・制御もできるようになっております。 監視カメラに求められる長時間・高画質・鮮明さ

今後、求められる監視カメラの性能についてはどのようにお考えですか?

長時間にわたり、高画質でなおかつ鮮明な録画が可能なカメラということになるでしょうね。人の動きや顔もはっきりと分かるようなものでなければ、効果は望めません。

そのような高性能のカメラの場合、価格が高くなってしまうのではないでしょうか。

日本はまだまだアメリカやヨーロッパなどのセキュリティ先進国に比べて監視システムの普及が遅れており、それらの国に比べて価格が高いのが現状ですが、それでも新興の企業が続々と参入してきており、着々と高クオリティーの製品が安価になってきております。

高性能の監視システムが身近になりつつあるということですね。

以前は監視カメラが設置されるような場所は特別なところ、というイメージがありましたが、最近では監視映像により事件が早期解決したという報道が多く聞かれるようになり、映像が防犯の最終的な決め手である、という認識が高まってきていることから、さらに普及が進むことが予想されます。また、より市場でお求め安い価格に落ち着いてくるでしょう。

最後に、今回の連載の締めくくりとして、御社が考えておられる今後のセキュリティのあり方についてお話いただければと思います。

私どもオンセールス(※1)は、セキュリティメーカーの使命として、当社が得意とする24時間の監視が可能な赤外線LED搭載のカメラを、お客様が求めるコストパフォーマンスと最先端機能を搭載した形で市場に送り出していきたいと考えています。そして当社のカメラがビルやマンション、テナントや会社、住居、道路にいたるまで日本中のあらゆるところに設置され、真に安全で安心な社会を実現するその日のために、これからも業界に新しい風を起こせるよう、社員一同全力で製品開発及び販売に取り組んで参りたいと考えております。今後もオンセールス㈱(※1)にご期待下さい。 半年間、読者の皆様にはお付き合いをいただき、誠にありがとうございました。 1 オンセールスは掲載当時の旧社名です。

安全と管理2007・6月号 43