放火監視センサー Matoi

放火監視センサー「Matoi」

日本消防検定協会の技術上の基準に合格した放火監視センサー。
火災の可能性を早期発見し、放火または失火による「被害を未然に防ぐ」機器です。電池式と配線式の2種類があり、設置場所や用途に合わせて選べるMatoiのご紹介です。

こんなご要望のお客様へ

  • 放火監視センサーを手軽に設置したい。
  • 禁煙場所の監視、イタズラ防止、火災の早期発見をしたい。
  • 警報の多言語対応が必須。

高感度検知

炎の大きさに比例して検知距離が延びます。たとえば、3cmの炎なら、4m離れた場所でも瞬時に検知します。遠くにある小さな炎も見逃しません。

広範囲エリア

検知エリアは半径約2.5m。設置場所の天井高が3mの場合、検知エリアは約20平方メートル(地表から約1mの高さでの数値)です。1台で隅々までカバーします。

多言語対応

音声警報は4ヶ国語に対応。本体内のDIPスイッチを切り替えて、状況に合わせた適切なセッティングができます。UVS-06CNは無音設定も可能です。

炎監視システム製品ラインアップ

センサー

UVS-05BN

電池タイプ
設置が簡単で、すぐに使える簡易型放火監視センサーです。電源は乾電池を使用しており、面倒な配線工事等がいりません。取付ベースは分離が可能なので、メンテナンスも容易です。

UVS-06CN

配線タイプ
音声警報を発すると同時に接点出力する集中管理型放火監視センサーです。1回線に複数台設置した場合でも警報を発した筐体を特定することができます。配線式なので、遠隔管理・他機器との連動が可能です。

放火監視受信装置

PCP-10

集中管理用受信装置
マトイUVS-06CN集中管理用放火監視受信装置です。PCP-10にマトイUVS-06CNを接続した場合、対応する回線が表示され、ブザーでお知らせします。センサーは10回線最大100台の接続が可能です。

活用事例

小売店、コンビニ

現場でMatoi(マトイ)による警報、威嚇。事務室では防犯カメラで遠隔監視を行い、不審行為を徹底予防。

設置場所売り場、トイレ
目的喫煙・いたずら防止・放火対策

マンション

現場でMatoi(マトイ)による警報、威嚇。棟ごとに事務室でセンサーを集中管理。

設置場所ゴミ置き場
目的放火対策

学校

現場にてMatoi(マトイ)による警報、威嚇し、管理人室にて防犯カメラと併せて遠隔監視。

設置場所構内のトイレ、食堂、学生寮
目的喫煙・いたずら防止

製造工場

現場のみでMatoi(マトイ)による警報(ベルトコンベア)、モニタリングルームで防犯カメラ映像とともにセンサーを集中管理(無人エリア)。

設置場所ベルトコンベア、無人エリア
目的製造工程上の失火・引火対策

病院

現場のみでMatoi(マトイ)による警報、威嚇。

設置場所病室、トイレ
目的喫煙防止、いたずら・放火対策

電車内

現場にてMatoi(マトイ)による警報、威嚇し、車掌室でセンサーを集中管理。

設置場所トイレ
目的喫煙・いたずら防止、放火対策

よくある質問

放火監視センサー/炎センサーとはなんですか?

失火による火災を防止する機器です。

放火監視センサー/炎センサーは、火災になる前のごく小さな「炎」を検出することによって、店舗・建物等における放火・失火による火災を未然に防止する機器です。
ライター等で火がつけられた瞬間に「炎」を検知し、その場で音声メッセージによって威嚇をしたり、遠く離れた事務室などに通報したりすることが出来ます。

放火監視センサーと炎センサーの違いは何ですか?

違いは、日本消防検定協会の認定の有無です。

総務省消防庁の規格/指針にのっとり日本消防検定協会が試験、検査を行い、その構造や性能等が基準に適合しているかを判定、合格した製品のみが放火監視センサーと呼ばれます。
日本消防検定協会の認定を受けていない製品は炎センサーと呼ばれます。

煙感知器、熱感知器があるにも関わらず、放火監視センサーを設置するメリットはなんですか?

煙感知器・熱感知器より早く炎を検知し、火災の可能性を早期発見します。

一般に使用されている煙感知器・熱感知器は、設置された場所に熱あるいは煙や熱が到達して初めて感知するため、火災を検知、警報するまでに時間がかかります。
それらに比べて、炎感知器は炎の中の紫外線を検出するため、わずかな炎で検知、警報が可能です。
火災の可能性を早期発見するため、放火または失火による「被害を未然に防ぐ」機器となります。

保証期間はどれくらいですか?

納入日より1年間です。

保証期間は納入日より1年間です。
初期不良及び保証期間内の「正常な使用状態」においての故障について、お客様からの申告に対し弊社が調査後、無償保証対象と認めた場合は無償交換を承ります。
製品に定められた動作条件外でのご使用、弊社以外による改造・修理に起因した故障、天災などの外部要因による故障、事故や落下など強い衝撃に起因する故障につきましては、無償保証対象外となります。
お問い合わせの場合は、製品の型番、シリアル番号、お買い上げ日をお知らせください。

放火監視センサー「Matoi(マトイ)」UVS-05BNとUVS-06CNの外観の違いはありますか?

外観は全く同じです。

放火監視センサー「Matoi(マトイ)」UVS-05BN(電池式)とUVS-06CN(配線式)の外観は全く同じです。
設置済みの機器の見分け方としては、UVS-06CN(配線式)のセンサー部は待機時に緑色に点灯していますがUVS-05BN(電池式)では消灯しています。
紫外線検出時はどちらの機種も赤色に点滅します。

放火監視センサー「Matoi(マトイ)」は屋外で使用できますか?

屋内用機器ですが、オプション製品使用で屋外設置が可能です。

放火監視センサー「Matoi(マトイ)」は屋内用機器です。Matoiは特定の紫外線(UV-C波)を検知し、警報を発します。
太陽光の中にわずかながら検知範囲の紫外線が含まれている場合があり、誤報の原因となりますので屋外で単体でのご使用はお薦めできません。
オプション製品「屋外ハウジング NH-EA010」を使用すれば屋外でも設置可能です。

放火監視センサー「Matoi(マトイ)」は消防法が適用されますか?

適用されません。

放火監視センサー「Matoi(マトイ)」は防犯機器となりますので、消防法の対象範囲には入っていません。
設置が義務付けられている火災報知器などとは異なり、任意での設置となります。

放火監視センサー「Matoi(マトイ)」を設置する上での注意点はなんですか?

紫外線が当たらないようにご注意ください。

放火監視センサーMatoi(マトイ)は紫外線C波(180~260nm)を検出しています。
直射日光の当たる場所(窓や出入口の近くなど)に設置すると、主旨に合わない反応をしてしまいます。
また、一部のハロゲン灯や水銀灯、非常照明などの同じ領域の紫外線を含む照明器具の近くでも同様の反応をしてしまいますので、設置する際はご注意ください。
屋外への設置はオプションのMatoi用屋外ハウジングをご使用ください。

Matoi用屋外ハウジングの詳細はこちら

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