混雑状況を「見える化」｜白浜エネルギーランド株式会社様

こんにちは！

株式会社日本防犯システム大阪支店の布施と申します。
弊社ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

私、布施は2021年の4月に日本防犯システムに新卒で入社しまして、まもなく4年目をむかえようとしています。その短い社会人経験・防犯カメラメーカーとしての営業経験の中で、防犯カメラ業界のニーズ・傾向について感じている点があります。
防犯カメラと言えば文字通り「防犯」のための機器ですが、最近では「防犯」のみの用途に留まらず運用するケースが増えてまいりました。
最近ではTVやYoutubeをはじめとするメディアでも防犯カメラ映像の露出が増えておりますが、時代とともに防犯のみならず、マーケティングや業務改善への活用を望まれるお客様が増えたな、と感じております。

そのような傾向を踏まえ、今回は和歌山県の観光地、白浜にございますアミューズメントパーク『白浜エネルギーランド』様の導入事例をご紹介いたします。
アミューズメント施設や大規模なショッピングモールなどで館内の混雑状況・人員管理体制に課題を感じていらっしゃる方に参考にしていただければ幸いです！

設置先企業情報
ユーザー様の課題
システム概要
運用方法・ポイント
最後に

設置先企業情報

基本情報	会社名：白浜エネルギーランド株式会社開園：1981年8月1日所在地：〒649-2211　和歌山県西牟婁郡白浜町3083(白良浜前) URL：https://www.energyland.jp/
事業内容	白浜エネルギーランドの運営
設置機器構成	JS-CW5040×20台 JS-CW5031×8台 JS-CW5041S×3台 PF-CW1033×1台 JS-RW4032-10×1台
代理店紹介	代理店社名：和歌山電工株式会社所在地：〒646-0025　和歌山県田辺市神小浜1-20-12 URL：http://www.wadenko.co.jp/ 和歌山県を中心にサーバーやPC・ネットワーク機器をはじめ、多数のICT関連製品・通信インフラなどの販売・保守を行っている代理店様

ユーザー様の課題

白浜エネルギーランド様が抱えている課題は、「混雑状況」が把握できないエリアが存在していたこと。
カメラ未設置エリアが複数存在しているため、施設内の混雑状況を完全に把握することが難しい状態でした。対策を検討されていた中で代理店様（和歌山電工株式会社）を通じて弊社に声をかけていただき案件がスタートしました。

トリックアートエリアの安定稼働をチェック

館内には複数のアトラクションが存在しており、中には無人の状態で運営しているものもあるため、人員配置は施設運営上の重要ポイントとなっていますが、適切な防犯システムを構築できていない状態だったため、根本的な解決にはいたらない状態でした。
また、館内の運営状況の録画を行っていなかったため、アトラクションや設備の不具合の原因がわからなくなったことも。

屋内外をくまなくチェック。遠隔で統合管理しています。

課題解決すべく、ユーザー様が課題に感じているエリアを調査、設置条件を確認しシステム構成を検討していきました。

システム概要

ヒアリングや調査の結果、増設が必要なエリアは3か所。一部、屋内PTZカメラを利用して画角を変えながら広いエリアを監視できる体制がとれるように工夫しました。

採用いただいたシステム構成の概略

運用方法・ポイント

提案させていただいたシステム構成を採用いただき、現在も無事運用いただいております。事務所内のモニターで施設内を統合監視、混雑状況に応じて施設内スタッフを移動させたり、他のアトラクションへの誘導指示など遠隔監視で混雑状況を把握することにより、これまでの業務課題を改善されています。
また、アミューズメントパークにありがちな話ですが、迷子・落とし物捜索にも活用いただいているとのこと。

各エリアにはモニタリングユニットや、PCを配置頂き、館内各所の状況が把握できるようにシステム構築を行っているので、お客様の誘導が非常にスムーズになっているとのお言葉をいただいております。