新旧SIMカメラ比較から分かる「PF-CS860のココがすごい！」

追加された新機能

PF-CS860には、旧モデルにはなかった新機能が実装されています。
こちらでご紹介する機能は「スマート機能」「双方向音声通信」「強力な夜間撮影」の3種類です。

①まるでAI画像解析のような「スマート機能」

PF-CS860は、従来のモーション検知とは一線を画した、よりスマートで精度の高い検知機能を搭載しています。
人や車のみを正確に検知する「侵入検知機能」や、特定のラインを通過した動きを捉える「ラインクロス機能」により、無駄な通知を減らし、必要なシーンだけを効率よく把握できます。

②内蔵マイク&スピーカで「双方向音声通信」

遠隔地の設置現場と音声でコミュニケーションがとれる双方向音声通信が可能になりました。
これまでは集音マイクや外付けのスピーカを追加購入する必要があったのですが、PF-CS860であれば必要なくなるので導入コストを下げることができます。

③強力IR照射と白色LEDで強化された「夜間撮影」

強力なIR照射能力（※こちらは後述します）により、夜間モノクロ撮影での監視可能範囲が大幅に拡張。
他にも白色LEDライトが搭載されたことにより夜間のカラー撮影も可能になりました。

こちらでとりあげた新機能3種類は、以下のブログでさらに詳しくご紹介しています。
よろしければこちらも併せてご覧ください。

新旧モデル性能面を徹底比較

先ほどご紹介した追加の新機能の他にも、基本的なスペック面でも旧モデルから大幅にグレードアップしました。
こちらでは、PF-CS860が旧モデル（PF-CS734）と比べて、どこがどれくらい向上したのか比較していきたいと思います。こちらが比較一覧表です。

性能比較一覧

グレードアップした性能についてピックアップしてお伝えいたします。

最低被写体照度

旧モデル（PF-CS734）では、カラー撮影時「0.2lx」だった最低被写体照度が、PF-CS860では「0.005lx」に。
街灯がある環境はもちろん、月明かり程度の明るさ（満月の夜で約0.2lx）であれば赤外線に切り替わることなくカラー撮影がおこなえます。

赤外線照射距離

旧モデルで「約10m」だった赤外線照射距離が大幅にグレードアップして「約50m」に。
JSSの取り扱う全モデルの中でも最高水準のIR照射能力があり、画面の隅々まで赤外線が照射されるため、明かりがまったくない暗闇でもはっきりと白黒映像での録画が可能です。

画像圧縮方式

旧モデルで対応可能な画像圧縮方式は「H.264」でしたが、新製品では「H.265」にグレードアップ。
H.265の高い圧縮率により、同じ画質で録画する場合、H.264の半分のストレージ容量で済みます。

対応microSDカード

旧モデルで対応可能なmicroSDカードは「最大容量64GB」でしたが、新製品では「最大容量256GB」へ大幅拡張。
最大容量が上がったことで、同環境、同設定の場合の録画期間が約4倍に。画像圧縮方式の変更も併せて、録画期間の延長に大きく寄与します。

最後に

新型SIMカメラ「PF-CS860」は、新たに追加された新機能に加えてグレードアップしてリリースされました。
AIや音声についての様々な要望に対して、外部機器（AIデバイスやマイク・スピーカ）に依存しなければならなかった案件にも、これ一台で解決できる優秀な製品です。

• 人・車両の検知を行いたいが予算がないから通常の防犯システムしか導入できない
• 現場との音声通信のために環境に適したマイクやスピーカを選定するのが面倒、機器管理コストも下げたい
• 周辺が街灯もなく真っ暗で夜間監視がとても不安

上記のようなお客様や現場の要望に最適です。 初期コストを抑えながら、高性能な防犯システム構築を行いたいお客様は是非一度ご検討ください。 ジャパン・セキュリティシステムでは、お客様の運用環境やご要望に応じた最適なシステムのご提案・導入支援を行っております。

新型SIMカメラ「PF-CS860」に関する問い合わせや導入のご相談は、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。