JSS遠隔監視システムPROで膨大な映像・機器管理を効率化
日々の映像監視の運用において、システムの「安定性」と「管理効率」は欠かせない要素です。特に、全国に拠点が分散している企業や小売店、管理するカメラが数百台にのぼる大規模な環境では、
「各拠点の映像をリアルタイムで一元管理したい」
「録画データを長期間、安全に保存したい」
そんな課題をお持ちではないでしょうか。
そこで今回は、複数拠点のカメラ・レコーダーを1箇所に集約し、圧倒的な管理効率を実現する遠隔監視アプリケーション「JSS遠隔監視システムPRO」と、その性能を最大限に発揮する専用VMSサーバ「PF-SV1000」をご紹介いたします。
拠点管理の手間を大幅に削減し、強固なセキュリティ基盤を構築する一助となれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください。
「JSS遠隔監視システムPRO」とは?

JSS遠隔監視システムPROは、遠隔地に設置された多数のネットワークカメラやレコーダを一元管理できる、高機能な遠隔監視アプリケーション(VMS:ビデオマネジメントシステム)です。
離れた拠点のライブ映像確認はもちろん、内蔵HDDへの録画・再生、バックアップ、機器設定まで、すべてを一つの画面で操作可能。複数拠点のモニタリングを効率化し、管理負荷を大幅に削減します。
詳しい特徴を以下でご紹介いたします。
| 多拠点のデバイスを一括管理 | adminサービス1つにつき、最大1024台までネットワークカメラ・レコーダを登録可能。デバイスの機器設定も、全国各地で撮影された膨大な映像データも、JSS遠隔監視システムPROでまとめて管理できます。 運用規模に応じてadminサービスを追加することで、登録可能なデバイス数を拡張できます。JSSのカメラ・レコーダに加え、ONVIF対応の他社製カメラにも対応しているため、既存設備を活用した統合管理が可能です。 ※メーカーによっては互換性がない場合があります。事前の接続検証をお願いいたします。 |
| 大人数での同時接続・視聴に対応 | 最大64クライアントによる同時接続、最大10クライアントによる同時録画再生に対応。ユーザごとのアクセス権限設定も可能です。 ※対応クライアント数はサーバ構成により変動します。各機能用のサーバ(PF-SV1000)を増設することで、クライアント数を増やすことができます。 |
| 大容量・高信頼のシステムを構築 | 複数のサーバ(PF-SV1000)を連携することで、ハードディスク容量の拡張やRAID10構成に対応。録画データの長期保存と高い冗長性を両立し、障害に強い防犯システムを構築できます。 事業拡大やカメラ台数の増加に合わせてシステムを拡張し、長期にわたり柔軟な運用体制を実現します。 |
アプリの力を100%引き出す専用サーバ「PF-SV1000」

JSS遠隔監視システムPROは大規模システム運用に最適ですが、その圧倒的な処理能力と拡張性を最も安全に、そして最大限に発揮させるために開発されたのが、VMSソリューションサーバ「PF-SV1000」です。
本機は、JSS遠隔監視システムPROを使用するためだけにチューニングされた専用ハードウェアです。通常のPCと同じようにWindows11がOSとして搭載されていますので、本機にマウスを接続するだけでアプリケーション操作が可能です。
データの継続性と安全性を守り、防犯カメラシステムの統合管理を24時間365日止めることなく支えるための堅牢な仕様を備えています。
| NAS連携で半年以上の長期録画 | 本機単体で最大96TBの大容量HDDを搭載可能。さらにNAS(ネットワーク接続型ストレージ)と接続することで、半年以上の長期録画データも安全に保持できます。 ※レコーダを登録した場合は現地レコーダ内蔵HDDに映像が保存されます。本機には保存されません。 |
| 万が一の故障でもデータを保護 | RAID(1 / 5 / 10)に対応しています。ハードディスクが1台故障しても、録画を継続しながらデータを保護できるシステム構築が可能です。 長期間の映像を保存するVMSサーバだからこそ、大事なデータの守りも万全です。 |
| 無停電電源装置との連動に対応 | 突然の停電時にも、UPS(無停電電源装置)と連動して一定時間電力を供給し続けることで、機器を安全にシャットダウンできます。書き込み中のHDDダメージやデータ破損を未然に防ぎ、業務の継続性を守ります。 |
PF-SV1000について
1000台超のモニタリングを支える高信頼のVMS用サーバ。
「JSS遠隔監視システムPRO」をプリインストールしたPF-SV1000の仕様や特徴をご紹介します。
大規模システム構築例:金融機関

JSS遠隔監視システムPROは、複数のサーバ(PF-SV1000)を連携させることで、システム規模を拡張できます。 その一例として、全国規模でサービスを提供する「都市銀行」を想定し、大規模システム構築方法をご紹介します。
【想定される課題】
- 全国に約100店舗以上を展開しており、各店舗に2~4台(計400台以上)のカメラが点在。
- 本社ですべてのカメラ映像を一括でライブモニタリング・映像管理・各種設定をしたい。
- 万が一の事象に備え、RAID10で「半年以上の長期録画」をしたい。
全国各地に支店が存在する金融機関となれば、カメラの台数が膨大になるのに加え、セキュリティの観点からも「本社で一元管理をしたい」という要望が想定されます。
そこで、これらの課題を解決するために、以下のシステム構成をご提案いたします。
◆ システム構成イメージ:銀行での運用例
※システム構成は一例であり、お客様のビジネス規模に合わせて設置台数を調整いただけます。
【期待できる効果】
- 全国に設置された400台以上のカメラを本社から一元管理
- 半年以上の長期録画を可能にする大容量ストレージを構築
- RAID10によるデータ冗長化で高い安全性を確保
管理用と録画ストレージ用で役割を分散させるため、本社内にPF-SV1000を11台設置。
管理用PF-SV1000(1台)には、全国に点在する計400台以上もの膨大なカメラをJSS遠隔監視システムPROによって一括登録し、ライブモニタリングや各種設定、バックアップまでをすべて本社から一元管理できる環境を構築。
残りの録画用PF-SV1000(10台)は、それぞれ内蔵HDDを最大容量の96TBまで増設し、データ保護のため個別にRAID10を構築(1台あたりの実効容量約48TB)。これら10台のサーバ群を統合して運用することで、システム全体でHDD総容量960TB(実効容量約480TB)の大容量ストレージを確保します。
以上により、金融機関に求められる「半年以上の長期録画」と「データ冗長化による高い信頼性」を両立し、大規模な防犯システムを実現します。
その他の活用シーン
JSS遠隔監視システムPROの一元管理と、PF-SV1000の強みである大容量・処理能力は、銀行以外のさまざまな現場でも業務効率化とセキュリティ強化が可能です。ここでは代表的な2つの活用例をご紹介します。
- ① 商業施設・多店舗チェーン(アパレル・飲食など)

-
【課題】
全国に分散する店舗の防犯や、レジトラブル防止のための映像確認をしたい。しかし、本部から各店舗のレコーダに個別にアクセスする必要があり、状況把握に時間がかかる。
【導入効果】
最大1024デバイスの一元管理を活かし、全店舗のカメラ映像を本部に集約。さらに最大64クライアントからの同時閲覧ができるため、エリアマネージャーやセキュリティ担当者がそれぞれのPCから同時に各店舗の状況をリアルタイムでモニタリングできるようになり、臨機応変な店舗サポートが可能になります。
※デバイス・クライアントの数は、PF-SV1000が1台の場合。
- ② 大型工場・物流倉庫

-
【課題】
広大な敷地内に多数のカメラを設置しているため、データ量が膨大に。万が一の製品トラブルや事故が発生した際、過去数ヶ月前まで遡って映像を検証したいが、容量不足やハードディスクの故障リスクが懸念される。
【導入効果】
内蔵HDD(最大96TB)と外部NASの連携により、半年以上の長期録画をクリア。さらに「RAID 5/10」への対応や、予期せぬ停電からデータを守る「UPS(無停電電源装置)連携」などのデータ保護機能により、重要な製造ラインや物流の記録映像を消失リスクから24時間体制で守ることができます。
最後に
今回は、多拠点・大規模な防犯カメラシステムを1つに統合し管理する遠隔監視アプリケーション「JSS遠隔監視システムPRO」と、そのポテンシャルを支える専用VMSサーバ「PF-SV1000」をご紹介しました。
「拠点数が多く、バラバラになっていて管理しきれない」
「防犯カメラの総台数が数百台規模になる」
「半年以上の長期録画や、絶対にデータが消えないシステムが必要」
金融機関をはじめ、商業施設、大規模工場など、上記の条件に1つでも当てはまる企業様に最適なソリューションです。
サービス・製品の仕様や導入に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。お客様の環境に合わせた最適な構成をご提案いたします。